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楽器のお話記事一覧

中古エレクトーン商品化の際の「A・R・E(アレ)」

中古のエレクトーンを商品化する際には必ず「アレ」します。

「アレ」の他にも裏メニューのテストや内部と外部のクリーニングはもちろん必須です。

今回はELB-02を例に「アレ」するところを紹介させてもらいます。

まず上下鍵盤をアッセンブリーごと本体から外します。

次に鍵盤アッセンブリーから白鍵、黒鍵を外します。

鍵盤アッセンブリーから鍵盤自体を外すとブタ鼻みたいなのが横にズラッと並んでいるのが分かるかと思いますが、これが所謂「接点ゴム」といううやつで、これを交換していきます。

この作業こそがここでいう「ARE(Arrangement of Rubber-seats for Electone)」なのです(ちと強引かな・・・)。

この部分が劣化してくると打鍵時の音量が狂ってきたり鳴らなくなったりします。

新しい接点ゴムに交換したらまた鍵盤を元に戻していき、上下鍵盤とも本体に組み直します。

ただ、何かこぼした形跡などあると基盤の腐食でいずれそこだけ音出ないという事も起こりえるため、接点ゴム直下の基盤交換も併せて行う事もあります。

「ARE(アレ)」のひと手間があるのとないのとで商品に対する安心感が変わってくると思います。

中古エレクトーン選びの参考にしていただければ幸いです。

弊社の中古エレクトーン在庫情報については「デジマート」のサイトにてご確認ください。

管楽器コーナー!

店頭にラッピングピアノを設置して3ヶ月経ちますが、ご利用されるのはほとんど外国人観光客で日本人はほぼ見ないですネ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけ外国人観光客が増えてるんやなぁと実感すると同時に、日本人ってやはり基本的に恥ずかしがり屋なのかなーとも思います。

日本人の方も奮ってラッピングピアノ弾いていただきますようお願いします。

さて、今回のメインのお題は店頭に管楽器のショーケースが登場しましたよっ!という告知です。

 

まぁ今のところは中古がメインですが、これを機に管楽器の取り扱いも広げていけたらなぁと思います。

買取も大歓迎ですので是非ご利用ください。

よろしくお願いします。

リフレッシュピアノのお値段!

いよいよ8月も後半・・・夏が終わる一抹の寂しさはありますが、35度越えのこの暑さはそろそろ落ち着いて欲しいと願いつつ、冷房や冷たいもの飲みすぎで体調崩さぬよう乗り切りましょう。

さて、アコースティックピアノはリフレッシュ物でもどこでも30万円超えですし決して安くない買い物ですよネ。

たいていの人は値札をパッと見て「うわーーー(-_-;)」となると思います。

ところが、よくよく考えたら弦楽器や管楽器、ギターなどの楽器人生歩んでる人というのは、ついつい何本も買ってたり買い替えたりするもんです。

私もこの20年で買ったギター本体だけでも…高いもの順に買替も含めて4本チョイスすると140万円以上使ってますネ。安物やらアンプやら周辺機器やら維持費入れたらドエライ事になりますけど。

電子ピアノを買った後に頃合い見計らってアコースティックピアノ買ったとしても、調律代などかかるとはいえ他の楽器プレイヤーと購入費、維持費併せてもよほどのビンテージ楽器じゃない限り、大して変わらないのではないかと思います。

「ピアノは金がかかる」「ピアノは贅沢品」という認識の方多いと思いますが、お金かかるのはピアノだけじゃないんですヨとご理解ください。

リフレッシュピアノであればむしろお買い得かなと思います。

ちなみに弊社のリフレッシュピアノの現在の店頭在庫は以下のとおりです。画像をクリックしていただければデジマートのページで参照可能です。

ピアノを趣味・特技とされる方、且つピアノを鳴らせる環境にお住まいの方は是非ご検討ください。

 

GIBSONレスポールのボディTOPのメイプル材について!

まぁ弊社にギブソンのギターが買取で入ってくることなんてそんなにありません。

が、最近ちょいとレスポールモデルのTOPのメイプル材についてとある疑問が湧いたのでちょいと推察してみました。

ギブソンのヒスコレのレスポールモデルの保証書やチェックシートにTOP材がハードロックメイプル材であることを表す「HRM」という文字が記入されてることがありますよネ?。基本的にヒスコレモデルのTOPはキルト模様以外はハードメイプルだそうですが、ではなぜわざわざ「HRM」記入する必要あるのか?と気になりまして…(汗)

その答えらしきものを「The Beauty of The Burst」というビンテージのギブソンレスポールの写真集の文章の中であっさりと見つけてしまいました。

「ビンテージのレスポールに使われたのはアメリカ産のメイプルであるが、メイプルには大別してウエスタン、イースタン、ハードロックの3種類があり、西のものほど柔らかく軽く、東、北のものほど硬く重くなる傾向がある…レスポールのサンバーストに使われたのは主にイースタンとハードロックである。」←これビンゴでしょ?。

ウェブサイトを見てみるとハードロックメイプルとイースタンメイプルがごっちゃになって紹介されてたりする事多いですが、双方共ハードはハードでもやはり別物と考えた方が良いのかなと思います。

以上、ご参考まで。

値上げ値上げの世の中で

ここ最近、楽器関連で値段上がったなぁーと痛感するのはギターの弦でしょうか。

ギターやベース本体はほぼ変わらない気はします。昨年、世の中が値上げの風潮の中、ギブソンのレスポール値上り予測してその前に慌てて購入に踏み切ったものの、それ以降ほとんど売値変わってなかったなんてー事は今となっては良い思い出です(^^;

あと、弦以外に高くなったかなぁと痛感するのはSEYMOUR DUNCANのピックアップですネ。

例えばセイモア・ダンカンのハムバッカー、TB-11の長期在庫品が¥10,300(税込)で店頭にありますが、ちょっと前までイ〇ベや某通販サイトでは¥9,000~¥10,000程度ではなかったかなと思います。

なのでウチのお値段ちょっと高いなぁと思ってましたが、それが今や某通販サイトでは6~7割アップの¥14,800(税込)にまで値上がりしているため、梱包送料入れてもウチのお店がダントツで安くなってしまいました( ̄▽ ̄;)ディマジオの長期在庫品のお値段はまぁトントンかなと思いますけど。

ちなみにこのピックアップはダンカンの「カスタム(SH-5、TB-5)」のマグネットをセラミックからアルニコ2にカスタマイズしたが故の「カスタムカスタム」というわかりやすいモデル名が与えられてます。間違っても略して「カスカス」と呼ばんよーにm(__)m。これのマグネットをアルニコ5に変えた物が「カスタム5(SH-14、TB-14)」という訳でんな。

サウンドの特徴についてメイプル指板&スワンプアッシュボディのギターに乗せた経験からの個人的主観になりますが、トーンチャートを見るとLOWの出力が低めではありますが、ワイドレンジに鳴ってるのでスッキリしつつも歪ませるとズドーンとしっかり鳴ってる感があります。で、全体的にマイルドかつクリアな音抜け実現していてピッキングハーモニクスも出しやすく、一時エディ・ヴァン・ヘーレンも使ってただけあってソロプレイ時の気持ち良さはクセになります。モダンハイゲイン系サウンドでも音がグシャグシャにならず、音像がボヤけない所もGOODですヨ。ま、あとは「ESPのサイト」をみていただいたうえで各自ギターに載せたらどうなるか想像してもらうしかありませんので悪しからず。

SEYMOUR DUNCANのTB-11(カスタムカスタム)、現品限りですので他より安いお値段で手に入れたいという方はお早めにご検討ください。

 

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