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楽器のお話記事一覧

電子ピアノ!修理問い合わせの多い案件!

今回は電子ピアノの修理案件についてです。

何だかんだでやはり突然不特定の鍵盤で爆音(強打音)になるという症状の修理依頼が多いですネ。

それは鍵盤下の接点ゴムの劣化が原因で起こります。一定の年数経つとゴム素材のパーツの劣化は避けられないのですが、ある時期のGH3鍵盤とNW鍵盤(ナチュラルウッド)の分に関してはメーカー(ヤマハ)の品質基準を満たしてなかった事もあり、早い時期より症状が出始めてる個体が多い模様です。

その分に関しては無償でちゃんと修理受けられるようになっております。

その無償修理対象の条件ですが、

 ①製造より10年以内の個体、つまり2024年3月時点では2014年3月~2021年2月に製造された電子ピアノ

 ②品番が、CLP-500~CLP-600番台(SCLPも含む)、CVP700番台、YDP-163、YDP-164、YDP-S54、CSP-100番台、P-515、CP-88、YC-88

2014年製の場合、現在は2024年3月ですので2014年2月以前製造分は有償修理となり、翌4月になるとまた2014年3月以前製造分は有償修理となりますので、無償修理受けられるか否かご不明な方はお問合せください。ちなみに何月に製造されたかは製造番号が分かればこちらで判別可能です。

以上、鍵盤1ヶ所でも強打音が出始めたらご相談ください。

ELS-02シリーズにバイタライズしたエレクトーンの取り扱い

ヤマハのエレクトーンはELS-01シリーズ以降、カスタムモデル、プロモデルへのグレードアップや02シリーズへのバイタライズが可能となり、長寿で使えるようになってます。

これはなかなか画期的な事ですネ。

但し、01シリーズから02シリーズにバイタライズされたエレクトーンは消費電力が105Wないしは90Wから65Wに下がり、電力的な部分が変更となるため、事業者がこれを商品として扱う場合は「電気用品安全法」によりPSEマークの認証取得という足枷が課せられます。

このPSEマーク認証の手間とコストがかかる故にバイタライズされたエレクトーンを業者が買取する際の査定額は、認証要らないグレードアップ品とは異なり、世の中的にほとんどお値段付かない傾向になるかなぁと思います。

個人売買の場合はPSE認証得る必要ないため、自由にヤフオクなりメルカリなりジモティーなりで売買いただいて問題ありませんし、そちらの方が多めのキャッシュバックが見込めると思います。

次に店頭のELS-01シリーズをELS-02へバイタライズしてお客様に納品する方法について。

もし仮に店頭にELS-01Cがあったとします。お客様より「後でお金払うからそれを02Cにバイタライズしといて」と頼まれて店頭でバイタライズ後に売買→納品した場合は、売買契約成立前(所有権がまだお店側にある状態)でバイタライズしたものを売るという形になるのでPSE認証受けないと電安法違反となります。

が、お金いただいた後に店頭でバイタライズした場合は、バイタライズ前に売買契約が成立しており所有権がお客様側に移行してるので、認証受けずに店頭でバイタライズして納品が可能となります。

なのでもし店頭商品のバイタライズをご希望される場合は、前もって売買契約いただく事になる旨、ご理解いただければと思います。

エレクトーン次期モデルはいつ出る?

ヤマハELS-02シリーズが出たのは2014年でちょうど今年で10年経ちます。その前のELS-01シリーズは2004発売でしたのでELS-02シリーズ出るまでの期間はちょうど10年となってます。

それを根拠に「10年経つのでそろそろモデルチェンジされるのではないか?」という噂がささやかれてたりして、買い控えされてる方も多いと思います。

が、先日、ヤマハの技術研修を受けるために浜松へ行って来まして、ヤマハ技術の方に次期モデルいつ出るんですか?と尋ねてみたところ、「開発されてるなんて話全く聞かない。」との回答でした。

なのでELS-02シリーズはまだまだ現役続行という事になると思いますので、買い控えておられる方も安心して02シリーズご検討いただきますようお願いします。

将来的に家庭向けの電子ピアノやギターアンプで流行のBLUETOOTH機能が搭載されるかもですが、それを発表会やステージで活用するとなると演奏終了後に誰かがBLUETOOTH切り忘れてとんでもない音声が後の出番の方の演奏中に流れるなんてー事もおこりそうなので開発の方向性決めるのも悩ましそうです。

故に結論「安心してください。(次期モデル)まだまだ出ませんよ!」

 

 

YAMAHAエレクトーン STAGEA ELS-01,ELS-01Cの査定額について

電子ピアノや電子オルガン、PA機器などの電子楽器類は買取査定の際、家電製品と同様の扱いとなります。

年数が経つにつれ、リプレイス可能なパーツが徐々になくなっていくためです。

ヤマハのステージアELS-01、ELS-01Cの場合、鍵盤ユニットあたりのパーツは現行品ELS-02、ELS-02Cと同じなのでまだ修理は大丈夫ですが、メインの基盤周りで供給終了になってるパーツがチラホラ出てきてたりします。

ですので査定額は0円で引取りの際の配送手数料が別途かかることになります。

ちなみにEL900以前のモデルになりますと廃棄となりますのでそこに廃棄料¥38,500(税込)かかります。

ELS-01、ELS-01C、またそれ以前のモデルの査定をご希望の場合はあらかじめご了承いただきますようお願います。

 

A.R.E GOES ON

先日、中古エレクトーン4台入りましたので相変わらず「アレ」やってます。

そう、鍵盤下のパーツを交換する「A.R.E(Arrangement of Rubber-seats for Electone)」です。

しかし普段野球なんてほとんど見ない僕が去年は阪神戦の結果に一喜一憂するとは思いませんでしたネ。

 

今後も商品化の際のこの作業工程は不変という事で、阪神タイガースと同様「A.R.E GOES ON!」宣言させていただきます。

今回はコレを言いたいだけでした・・・悪しからずm(__)m

 

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