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ヤマハアップライトピアノ用外付消音装置修理!

先日、とあるヤマハのアップライトピアノの外付け消音装置の不具合修理の依頼がありました。

実はサイレント用の消音装置にはどこにも型番が書いていないので、まずは型番の特定から始まります。

おおよそピアノの型番によって取付可能な装置というのがある程度決まっているのでピアノ本体の型番をまずお客様より教えてもらい、結構なボリュームの一覧表から取付可能なピアノの消音装置の絞り込みを行い、最終的にはスイッチボックスの端子やツマミの並び、一部のツマミ表記が漢字表記かカタカナ表記かで特定する事となります。

型番が特定できた後は、不具合内容によって不良個所を絞り込み見積するという形になります。

今回は消音モードでヘッドフォン使用時に音が割れるといった症状で、内部基板を1枚交換しました。交換したら音割れは直りましたが、今度はヘッドフォン片方からしか音が出なくなり焦る羽目に…( ̄▽ ̄;)

古い機種だと詳しい回路図がなかったりする場合あるので原因究明しずらく余計に狼狽しますネ。

他の箇所も壊れてるのかと疑いましたが、現地でメーカーとあれやこれやとやり取りしてるうちに注文したパーツがどうやら壊れてるなぁという事が判明し、そのおかげで2度お客様の自宅を訪問することになりましたが追加の見積発生しなくて良かったなぁと思います。

消音装置単体だけでも電子ピアノのエントリーモデル1台分のお値段はしますからその分、内部のパーツ代も安くはないですからネ。

 

ヤマハCLP-800シリーズにCLP-825出たんだってねぇ…。

最近出たヤマハクラビノーバ、CLP-800シリーズは旧モデルよりスピーカー等音響的な部分、ハンマーの重さ、打鍵時のセンサー検出方法以外、構造的にはあまり変わらんかなぁという印象でしたが、つい先日、ペダルの構造が変わってる事を研修で教えてもらってきました。

それまでのモデルではスプリングがペダルの下側にあったのですが今度のモデルでは上側に移動してるんですネ。これによりグランドピアノ同様に、踏んだ時よりも戻す時の方が軽く感じる荷重の変化を再現出来てるという訳です。技術面ではペダル内部のパーツ交換がやりやすくなって万々歳ですナ。

で、その800番台にCLP-825という下位モデルが登場したのはご存じの方も多いかと思います。

アリウスシリーズとクラビノーバシリーズの価格差を埋めようという事で登場したモデルだと聞いてます。

ちなみに操作パネル、アンプ出力(20W×2)、音色数(10音色)、USB端子がTO HOST端子のみといったところはYDP-165と同じですが、音響面、鍵盤やペダルの種類できちんと差別化されてます。

お値段はなるべく抑えたいけれどシンプルに使えて且つBluetoothオーディオ機能も付いていて鍵盤のタッチ感も出来れば良いものが欲しいといった方にうってつけのモデルかと思います。

いろんな部分でよりリアルになったという事で、それゆえに旧モデルと比べて音響面やタッチレスポンス、ピッチ感などにちょっと違和感を感じられる方もおられるようです。その場合は「Smart Pianist」というスマートデバイス用アプリで細かく設定が可能ですのでお好みの設定に変えていただく事になるかと思います。

選択肢が広がるという事は良い事ですネー。売る側としてもどなたにもオススメしやすい有難いモデルですヨ!とはいえウチに中古で入ってくる事は当分無いでしょけどネ(-_-;)

 

USA製モズライトギター入荷のお知らせ!

久々にUSA製モズライトギター入荷のお知らせです!

Vシリアルの「The Ventures 1965 Reissue」です。

しかも細いペンか何かだと思いますがセミーモズレー氏のサインが入ってます。1992という文字も横に入っておりシリアルナンバーの頭3桁もv92ですので1992年製で間違いないかと思います。ちなみに文字はこすっても消えませんので悪しからずm(__)m

このギターの指板はハカランダという情報があるのですが100%の確証はありません。ただ、今まで入荷したことのあるモズライトギターと比べるとアタックがパキッとした印象であることは確かですのでおそらく間違いないかなぁとは思いますが。

とにかく硬質なテケテケサウンドをお求めの方にオススメのモデルかと思います。

価格等、商品詳細については以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。

https://www.digimart.net/cat03/shop2620/DS09246000/

よろしくご検討ください。

日本製!80年代後半のエレキギター!FERNANDES FR-55X入荷のお知らせ!

またちょいとレトロな中古エレキギター!フェルナンデスのFR-55Xの紹介です。

80年代のリボルバーシリーズのエントリーモデルです。

FR-55シリーズのボディ材はソフトメイプルが採用されており、歪ませることで中域の充実したサウンドを実感できると思います。

ボディ自体はかなり細目で小ぶりに見えるのですがその割に意外と重たく、測ってみたら3.8kgもありました…これにはビックリ( ̄▽ ̄;)

トレモロアームはBODY CRASHER(ボディクラッシャー)が採用されとります。このコンパクトさでファインチューナー機構が使えるんです。

これ以前にHEAD CRASHERというトレモロシステムありましたが、その機構をかなり簡素化かつコンパクトに進化したタイプですネ。こっちの方がチューニング面で安定感あると思います。

ただ、これに使えるアームバー探すのは至難の業と思われるので、アーム使いたい場合はGOTOHなど他社のトレモロシステムに換装することお勧めします。

サウンドについては、エントリーモデル故か、鳴り自体は至極平凡でレンジも広いわけでもなく音ヌケも大した事ありません。

トレモロシステムやピックアップ換装してあげれば化けるかもですが、これからギター始めようとする方や練習用として割り切って使う分には、ネックの状態はほぼ真っ直ぐで音詰まりもないので安心して使っていただけるかなと思います。

これもまたレトロな合皮製のソフトケースが付属し、お値段は¥25,300(税込)で販売してます。

よろしくご検討ください。

これぞジャパビン!TOKAIのプレシジョンベース!PB-40入荷のお知らせ!

オープンテラスで秋の風を感じながら飲むビールが美味い季節ですネぇ!この前の休日にそれで気持ちよくなりウトウト寝てしまいそうになりました…気をつけよう(-_-;)

さて、久々にジャパンビンテージと呼べる棹物が入荷しました!

TOKAI(トーカイ)のHARD PUNCHERシリーズプレシジョンベース、PB-40です。

いわゆるスパロゴ期のトーカイのモデルですネ。しかしヘッドのHARD PUNCHER(ハードパンチャー)っていう文字、目立ちすぎやなぁと思ったのは私だけでしょうか?( ̄▽ ̄;)

ネックジョイントプレートのシリアルナンバーからこれは1980年製となります。

ボディ材は当時のカタログによると「セン」「リンデン(バスウッド)」「アルダー」の3種類が採用されており、この個体は杢目見る限りアルダー材のようです。

指板のローズ材はスラブ張りではなくラウンド張りとなります。

サウンドはネックや弦高を調整してあげるとエエ具合に化けてくれました!エエ音鳴ります。音で選ぶなら今あるメキシコ製フェンダーより個人的にはコッチがオススメです。

若いスタッフにタメシビキしてもらいましたのでご参考までにご覧ください。

しかしトラスロッドは経年のせいか…回すのがちょいと硬かったですネ。まだもう少し回るかも程度だと認識頂ければと思います。もしかしたらワッシャーの出番待ったなしかもです。

フレットは弦の轍も無く綺麗に残ってたりします。

ソフトケースは80年代にギター買ったら必ずと言っていいほどド定番で付いてきた赤茶色の懐かしい合皮製ケースが付属してます。スタジオにバンド練習行ったら皆この類のケースやったという時代がありました(-_-;)

お値段は¥66,000(税込)で販売しております。

ステージで使うにはもってこいのプレベだと思います。

よろしくご検討ください。

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