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その他の話題記事一覧

ギター基本講座!16分音符交じりのコードのダウンアップストロークをきちんとこなすには…。

16分音符交じりコードのダウンアップストロークをきちんとこなすには、まず4/4拍子の小節内で1拍4連の16分音符のダウンアップストロークを繰り返し、1番目、3番目、5番目、7番目といった奇数回のストロークはダウンで2番目、4番目、6番目といった偶数回のストロークはアップになるという事を理解してください(※以下の譜面①を参照)。

なお奇数回は「表」、偶数回は「裏」とよく表現され、上記譜面では「表」は青色、「裏」は黄色で表現してます。

で、上記②~④のようなコードストロークが譜面にあったとすれば、音の裏表は①の譜面に当てはめるとリズムが取りやすいと思います。

但し、③や④のようなシンコペーションが含まれる場合は最初のうちは悩ましいかもしれませんがネ。

以上、非常に簡単な解説ではありますがご参考まで。

電子ピアノ出張修理記録簿11/17!

1週間ほど前、雨の中をヤマハ電子ピアノの調子が悪いと聞いて現場へ向かいました。

型番や症状は前もって最寄の店舗から知らせていただいておりまして、今回は鍵盤周りの不具合という事でナチュラルウッド鍵盤のCVPシリーズの体でパーツ揃えて行きました。が、現物はGH3鍵盤のCVPシリーズ・・・型番が異なるとパーツの仕様も異なるのでこれで修理は無理っスよ(-_-;)

で、後日パーツを取り寄せ直し昨日ようやくリベンジが叶いました。

ちなみに実際に現場で確認出来た症状は、鍵盤のカタカタ音と、一部鍵盤の戻りが悪いという事でした。

中を開ければ一目瞭然ですがハンマーのクッションの役割を果たすフェルト(赤と緑と白の帯みたいなやつ)が剥がれてダラーンと落ちてしまってますネ。このクッションがないとハンマーの先っぽがフレームに直接当たるため、カタカタという打撃音が発生します。

あとそのフェルトが剥がれて垂れるとハンマーに絡んで1部鍵盤の戻りが悪くなったりする要因にもなります。

今回はそのフェルトを上下とも交換させていただき、カタカタ音と鍵盤の戻りが改善され、鍵盤交換までには至らずメデタシメデタシとなりました。

そのうえ、上下のフェルトを変えた事で鍵盤のタッチも不自然な跳ね返り感が解消されて新品時のようなタッチ感が蘇ったと思います。

発売時期が10年超のCVPシリーズの電子ピアノでしたが1.5万円ちょいで対応させていただきました。

以上、電子ピアノ修理金額の目安になればと思います。

ジャンクギター!YAMAHA RGX-521D!復活への道!!

先日、汚れ具合といい見た目がなかなかジャンキーなヤマハのエレキギター、YAMAHA RGX-521Dが入荷しました。

RGX-521Dは90年代半ばに登場したアルダーボディの台湾製コスパモデルですネ。

ちなみにロックナット、アームバーは欠損してます。

 

ブリッジは独自の形状で且つキャビティもそれに合わせて掘られてるので、他のフロイドローズ系ブリッジに載せ替えようとすると、ボディ側を加工してあげないときちんとハマらない可能性があります。試しにフェルナンデスのヘッドクラッシャー入れてみましたが、エッジがアンカーボルトに届きませんでしたので。なので仕方なくこのブリッジを泣く泣く生かす方向に決めました。

で、まず音出し確認。一応音は出ましたが、ピックアップ切替時に音出ない事もあり配線確認したらアースがハンダの付け根から外れとりました。5WAYスイッチもケース開けて洗浄してみましたが接触不良回復せず、センターピックアップはテスター反応せず断線確定・・・おまけにこの汚さという惨状に闘争心を掻き立てられずには居られませんでした。

さて、まずはブリッジはサドル外してパーツクリーナーの泡風呂に入れてしまいます。

ちなみにこのヤマハのブリッジはタケウチ製でした。フロイドローズ通の方ならご存じのブランドかなと思います。

5wayスイッチは交換し、センターピックアップはアジア製コスパギターに搭載されていた有り合わせのものを装着しました。

また、ロックナットは昔のフェルナンデス製ギターに付いてたものを流用しました。ストリングガイド用のネジ穴が残ってますが、ストリングガイド無くても問題なさそうなのでスルーします。

復活作業も終盤に差し掛かりピックアップのポールピースの高さをちょっと弄ってやろうと思ったら、あろうことか1弦側のポールピースが陥没してしまい「何だヨー!このヤロー・・・」とボヤかずにはいられませんでした(-_-;)。ま、多少高域はロスするかもですが出音には影響なさそうなのでこのままにします。

ボヤキながらも何とかやり遂げた姿が以下の画像です。錆はあちらこちらに残ってますが、以前より全然垢抜けたと思います。

センターピックアップだけ浮いて見えるのはご愛敬という事でm(__)m

あとは4弦サドルの下にスペーサー噛まして完成ーーー!とはいかず、な、な、なんと・・・

再度の音出しチェックの際にジャック部分がプラスチックの劣化で割れてしまいました・・チクショー(# ゚Д゚)!!

一応、スイッチクラフト製のパーツが手元にあったので元手が掛からず交換出来ましたが、これぞまさにジャンクギターですな…とシミジミ実感させられました。

トラスロッドはほぼ限界なのでこれ以上まわすとなるとワッシャー必要です。

アームバーは欠損してるのでもしアームを使いたい場合は6ミリ径のアームバーを探していただくと良いと思います。

店頭に並ぶまで今しばらくお待ちください。。

電子ピアノ出張修理記録簿!

先日、スーツ着てるとやや汗ばむ陽気の中、ヤマハの電子ピアノの出張修理に行ってきました。

現象は「鍵盤1ヶ所音出ない」との事。

カタカタ音は無いと聞いてたのでその貞でパーツを予想、準備して訪問します。

いざ確認してみるとカタカタ音あったので「あらら・・・ひょっとして出直しかな(汗)」と。こういう時は焦ります。

とりあえず見ないことには始まらないので本体から鍵盤ユニット外して、ハンマーの動きを確認。音出ない個所のハンマーの動きが悪いせいだと判れば鍵盤下の基盤とかゴムパーツ類は関係ないので音出ない付近の白鍵盤(CとD)と黒鍵盤(C#)を個々に外していきます。

ここでニヤリ( ̄▽ ̄)°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

上の画像に注目!・・・お判りでしょうか?

左側の赤丸の異物がハンマーの動きをガッツリ邪魔しとったんですナ。ちなみに右側の赤丸の異物は今のところ支障がないとはいえいずれ悪影響及ぼす可能性あるので2つとも抜き去り、パーツ交換は不要と相成りました。めでたしめでたし!

たまに電子ピアノの内部にこういうような異物や10円玉等の硬貨やらメモ用紙等の筆記用具等が出てくることがあります。

電子ピアノご利用の際は異物の混入には十分ご注意ください。間違ってもヘソクリの隠し場所に使いませんようにお願いしますm(__)m

 

中古電子ピアノもパーツ交換やってます!

以前、中古エレクトーン商品化の際にはAREしますと投稿しましたが、電子ピアノもきちんと鍵盤下のパーツ交換はやっております。

電子ピアノの鍵盤の仕組みって、種類によってガラッと変わるので多少の難儀はありますけどネ。

以下の画像はヤマハARIUSシリーズ電子ピアノのGH(グレードハンマー)鍵盤の鍵盤下のパーツ交換の模様です。

鍵盤下のゴムパーツが劣化すると、一部の鍵盤の音が不自然にデカくなる現象が発生するようになるので、たとえ中古でも長く気持ちよく使っていただく為には、そのゴムパーツの交換は商品化前の欠かせない作業となります。

但し、社内で行うこの作業はヤマハ製品限定にはなりますが。

もし中古電子ピアノを購入検討される場合は、どこまでメンテナンスされているかお店に確認いただければ間違いのない選択ができると思います。

以上、ご参考まで。

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