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スタッフブログ記事一覧

エレクトーン修理記録簿

昨日はYAMAHA EL-900のエレクトーン修理に出かけてきました。

かれこれ20年ほど前の機種にはなりますネ。

不具合症状は、電源起動して何も弾いてない状態でたまにビューンとかブィーンというノイズが発生するという件。

この機種のノイズに関してはまず、ボリュームで音量変化するかどうかという点と、エクスプレッションペダルで音量変化するかどうかの2点で原因を絞り込みます。

今回のノイズはボリュームツマミで音量変化し、エクスプレッションペダルでは変化しないとの事でしたので、エクスプレッションペダルを経由しないXG音源の基板を取り外して本体電源入れてみました。そうするとノイズは発生しなくなりましたので、XG音源基板の故障であるという事が判断でき、その基板を交換し一件落着しております。

但しこの手の修理代はどうしてもパーツのお値段からして高額になりますネ。メインの基板交換だとその倍以上になるのでXG音源の基板交換だけで済んで良かったかなと思います。

もし、EL-900シリーズでノイズが出るという現象に遭遇した場合はマスターボリュームとエクスプレッションペダル両方の音量変化をご確認いただけるとありがたいです。

 

近頃の歌番組

ここ最近の気温変化に体が付いていけず、不覚にもとうとう風邪拗らせてしまい、しばらくマスクのご厄介にならざるを得なくなりました(T_T)

注意しようにも体調不良は突然やって来ますからネー。せめて葛根湯ぐらいは常備しておきませう。

さて、最近の歌番組…年末にかけて増えてくると思いますが、日本のバンドたるものが原曲流しながらアテフリしてたりカラオケ状態っていうのが多いですよね。

それって個人的には演奏力も判らないしウンザリやなぁ~と思います。

収録前に生演奏の音源だけ録っておいてそれに合わせるという手法もあったそうですが、それはそれでCDやWEB配信された音源とは異なるバージョン聴けるので、それはそれで見る価値はあると思います。

昔は外タレがテレビ番組で歌披露するときはアテフリが当たり前でしたが、日本のミュージシャンはガチ演奏多かったはずですワ。

今一度、音楽番組は原点に返って昔深夜にやってた「夢の乱入者」とかゴールデンタイムの「夜のヒットスタジオ」みたいなガチ演奏もたまには流してほしいもんですネ。

あー久々に毒吐きだしたのでとっとと風邪治ってほしいです。

ピエゾP.U内蔵のエレキギター入荷しました!

2024年もあと少しで終わりますが、年末は12/29まで営業してます。

12/30~1/3迄がお休みとなりますので予めご了解ください。

しかし今の時期、街の中のイルミネーションをわざわざクラクション鳴らされてまで、インスタ映え狙って浮かれ気分で写真撮ってる人たちを見ると悲しくなりますナ(-_-;)

インスタ映えとか云々は、くれぐれも他人に迷惑かけない程度で且つ車にひかれないよーにしていただきたいモンです。

さてオッサンのボヤキはここまでにしまして、最近、世界で初めてロック式トレモロにピエゾピックアップ仕込んだエレキギター入荷しましたので紹介しときましょう!

IBANEZの2000年製Prestige!RG2020Xです!

出力用のジャックが2つあります。ピエゾピックアップ内蔵で出力2系統のトレモロ搭載モデルと言えばMUSICMANのジョンペトルーシモデルを思い出す方多いと思いますが、実はIBANEZのこのDOUBLE EDGEシリーズの方が発売早かったようです。

OUTPUT-AはマグネットPU(通常のピックアップ)とピエゾPUの両方の出力に対応、で、OUTPUT-BはピエゾPUのみの出力に対応しており、OUTPUT-Bボリュームでアコギサウンドの音量調整が可能になります。

出力をAとBの2系統に分けることでAの出力では歪み系、Bの出力はクリーン系の音作りしておけば、「ピエゾ-マグネット切替」スイッチで瞬時にアコギとディストーションサウンドの切替が出来るようになります。

OUTPUT-Aのみアンプ出力するような場合では、歪み系からアコギサウンドに切り替えるには足元でディストーションをOFFにするというひと手間が要ります。またピエゾに切り替えた場合、OUTPUT-B出力と違ってボリュームポットがバイパスされるので音量調整は不可となります。

ちなみにピエゾP.U内蔵だと電池が必須アイテムになるのですがその電池ボックス内のスポンジは経年でボロッボロでしたので一旦除去させてもらってます。ホームセンター行けばもっとマシなスポンジゴムとかあるのになぁと思いましたが。

電池挿入する場合はどんなスポンジでも良いので電池に巻いておけばカタカタ動く事もないし問題ないです。

外観は結構傷や塗装剥がれ等、かなり酷使された感ありますがネックの状態はさすがフジゲン製、コンディション良好です。

価格等、その他詳細については以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。

https://www.digimart.net/cat01/shop2620/DS09355712/

よろしくご検討ください。

 

アーニーボール弦!まだ旧価格分あります!

円安傾向でどこ行ってもちょいちょい値上げは実感してますが、最近の立ち食いソバ・うどん系のお店のお値段の上がりも方ハンパないです。今までトッピング追加で350円程度で済んでた物が500円オーバーになってたりしてますし。値下げされることはまぁ望み薄でしょうネ…チクショー(*´Д`)

弦のお値段も1000円オーバーが当たり前になってしまい、お嘆きの方も多いと思いますが、ウチのお店では一部、アーニーボールのエレキギター弦が旧価格で販売中です。

 

お値段なんと¥770(税込)です。

但し、数に限りがありますので早い者勝ちとなります。

よろしくご検討ください。

中古エレクトーンの足鍵盤磨き!

ELS-02シリーズの足鍵盤はELS-01シリーズと比べて、経年使用に伴う傷の入り方やくすみ度合いは大差ないハズですが、色目的に目立ちやすかったりします。

なのでなるべく中古ELS-02シリーズの足鍵盤は磨いて商品化するのですが、1台を例に今回その工程をお見せいたします。

最初お店に入荷した時はこんな状態(以下の画像2枚参照)⇓、なかなかエエ具合に傷、クスミあります。

⇓まずは足鍵盤を水研ぎでやすり掛けしていきます。

⇓これは600番でやすり掛けした状態。この段階ではめちゃ目が粗いのが判ると思います(-_-;)

やすり掛けすると表面が白化しますが問題ありません( ー`дー´)キリッ!

で、徐々に番手を上げつつ2000番のスポンジヤスリで研いだ状態が以下の画像です。ここまでやるとかなり表面さらさらになります。

この後は秘密のコンパウンド使いクロスで磨いていきます。ちなみにこのコンパウンドで磨き続けると摩擦でクロス表面がめちゃくちゃ熱くなってきます。

で、磨き上げると以下の状態!1枚目と2枚目の画像見比べていただいたら一目瞭然ですが元の鍵盤の色に戻りつつテッカテカになるという訳です。

いかがでしょ?この辺は得意分野になりましたがPKカバーの傷やクスミ、テカリ等はお手上げでどうしようもありません。

次期モデルでは、足鍵盤、PKカバー共になるべく傷つきにくく綺麗な状態保てるような素材でお願いしたいですネ。

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