スタッフブログ記事一覧
ギターの弦高!やっぱ技術屋任せじゃダメ!
YOUTUBE動画でまぁいろんなジャンルの動画見てますワ。
とある動画で弦高にまつわるプロギタリストのコメントに出くわしたので今回のブログのネタにさせてもらいます。
プロギタリストのトモ藤田氏いわく、「(ギターの)セットアップを(楽器店に)出したら大体低い方がお客さん喜ぶと思ってそれが普通になってる」と。またそれが日本の傾向だとも仰ってましたネ。
めちゃくちゃ合点のいく意見ですネ。
ま、弾きやすさ重視で低くしようが響き重視で高くしようが正解は個々の判断になるのですが、一番気持ち良く響き、且つどのポイントでチョーキングしてもバズや音詰まりのない高さにしてあげるのがベストだと思って我々は調整してますネ。
指板のアールにもよりますが、12フレット上の高さが1.5mm~2.0mmあたりが弾きやすさと響きのベストバランスかなと思ってますが一般的に高いと評されるのは何か癪ですナ。
ヒスコレのレスポールなんかは低すぎるとフロントとリアピックアップの出力バランス取りにくくなりますし、ピックアップの磁力の影響受けてピッチ合いにくくなったりしますし。
ドヤ顔でテクニックをひけらかしつつペラッペラで金属的なミシミシいうようなサウンドというのもあまりカッコよくないなと感じます(確か昔のポー〇・〇ルバート氏のサウンドってそんな感じやったような・・・)。
なのであまり弦高低い方が良いという世間の技術屋の風潮に流されないように、ギター人生楽しんでいただければと思います。
YAMAHA中古エレクトーンELS-02スタンダード2台入荷のお知らせ!!
6月も後半になろうという時にやっと梅雨入り宣言出ましたネ。何かにつけて暑さや湿気には十分な対策を怠らぬようにしたいものです。
さて最近、YAMAHA(ヤマハ)の中古エレクトーンが2台入荷し、在庫は3台となりました。
いずれも2019年製です。
3台とも状態は美品で外観にほとんど差がないと思います。
価格など詳細は上記画像もしくは以下のURLをクリックしていただければ参照可能です。
https://www.digimart.net/search?shopNo=2620&category12Id=602&category3Id=60203&keywordAnd=ELS-02
よろしくご検討ください。
1985年製!SQUIERのストラトキャスターSST-30の紹介!!
久しぶりにジャパンビンテージと呼べる1985年製ギターを買取しました。
ビンテージとは単に古いというだけではなく市場的に昔より価値が上がっているものを指しますが、スクワイアのSST-30もその範疇かなと思います。
買取の査定した時はフレットやらブリッジサドルやら金属部分がサビまくりでPU切替スイッチでガリがあり、弦高もえげつない高さだったのでかなり不安ではありましたが、あれやこれやと分解掃除、調整してあげたら見違える姿になりました。
下の画像はまだお掃除前ですが、ネックのジョイント部分見ると型番と製造年月日が確認できます。シリアルナンバーも「A」から始まるナンバーでしたのでネックの製造年月日と整合性が取れています。
5WAYスイッチのガリですが、幸いなことにFENDER JAPANでありがちな内職のおばちゃんが組んだようなカバードタイプのチープなスイッチではなくオープンタイプのレバースイッチでしたのでパーツ交換することなく接点復活材で対処出来ました。
サビはもう錆取り剤とスポンジヤスリ、コンパウンドで地道に磨くしかありません。
フレットもそんなに消耗してる感じではなかったので擦り合わせたりすることなくロッド調整で済んでます。
ボディ材の仕様ですが、ボディジョイント部分の杢目見ると、「何かバスウッドぽいぞ!」と思ったらBINGOでした。ネット上でカタログ検索してみるとどうやら1984年以前はアルダーorアッシュで1985年以降はバスウッドに変更されてるんですネ。
サウンドは低域からガツンとくる感じで高域まで綺麗に抜けてくれてます。かつコシのあるロングサスティーンが印象的ですネ。ハードに歪ませても心地よいドライブサウンドが味わえると思います。
お値段ですが、GIGケースが付属し¥71,500(税込)となります。
よろしくご検討ください。
2023年製!ヤマハELB-02(オプション蓋付)入荷のお知らせ!
最近の中古エレクトーン入荷状況ですが、ELS-02スタンダード2台、カスタム2台、ELB-02が1台入荷しております。がそのうちカスタムは事前に入荷したら教えて欲しいという先約がちょうど2件あったため、デジマート等WEBで公開されることなく嫁いで行った次第であります。デジマートで公開待たれた方には申し訳ありませんでしたm(__)m
で、もう1台、なんと超高年式、2023年製のELB-02が入荷しましたので紹介させてもらいます。
しかもオプション蓋(ELBU-F02)も付いてます!
まだ1年落ちなのでかなーり綺麗な状態かと思います。
なのでついつい鍵盤下のパーツ交換はしとかなくてもエエんちゃうかなぁ~というヨコシマな考え浮かんでしまいました( ̄▽ ̄;)
無難に鍵盤下の接点ゴムはちゃんと替えときましたのでご安心ください。
価格など詳細は以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。
https://www.digimart.net/cat06/shop2620/DS08948005/
新品同様のELB-02をお探しの方は是非ご検討ください。
YAMAHAサイレントピアノ、YU50SBの修理依頼!
先日、YAMAHAサイレントピアノYU50SBで、「消音で電子音に切り替え、弾くと音割れが発生する」という症状内容の連絡をいただき、お客様宅へお伺いしました。
このピアノの下前板を外すと右側に音源の入ったメインの基板が設置されてます。
この基板からヘッドフォン端子側の基板へと音信号が流れる訳ですが、専用機器で確認するとこのメインの基板の出力部分で既に音割れてましたので、このメイン基板の交換となります。
が、赤丸で囲んだこの基板は交換ではなくメーカーの預かり修理となるので、いったんここだけ外してメーカーへ持っていくか送付する形となります。
こういう場合は当然お客様にもしばらくお待ちいただくしかなく、修理する側の我々もまだかなぁ~とヤキモキする毎日を過ごす羽目になります。
今回はとりあえず修理可能な事案ですが、一般的にサイレントピアノや自動演奏ピアノは製造から10年超えてくると、電子ピアノと同様にちらほらメーカーでパーツ供給が終了して、不具合箇所によっては修理が不可能になる事もあります。
そうなると生ピアノとして使うしかなくなるかもしれないという事をあらかじめ認識しておいていただければと思います。